仮面ライダー鎧武「サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」をみる
こんばんは。
今日は、MXテレビでやってる怪盗ジョーカーが最終回らしい。
たった1クールで終わりなんだな……。いずれ見ようと思ってずっと録画してたので、ちょっと残念。
コロコロの人気作品なわけだし、これが90年代だったら学級王ヤマザキみたいにテレ東のゴールデンタイムに一年くらいできたんだろうになぁ。。。
コロコロつながりでドラベースもアニメ化してもらいたいもんですが。
新ドラベースって今どんくらい進んでるんだろうかとググってみたら、たった四巻で完結していた。四巻って!
新しくなってから買うのすっかり忘れてたんだが、まさかこんな短期間で終わってるとは。どうしたんだ。
今度まとめて買ってこよう。。。
そんなわけで日記ですが。
昨日ニチアサやらんかったので、代わりに仮面ライダー鎧武の映画を見ましたです。
サッカーやるヤツです。
あんまり入場者数は芳しくなかったらしいですな。
プリキュアの映画も入場者はいまいちだったようだし、なんだか世知辛いことになっている。
プリキュアの映画ほんと素晴らしかったのになぁ。。。
ブログの編集ページの横に「妖怪ウォッチ 興収50億突破」とか今ちょうどニュースがでてるのですが、映画の興収がこんなにうらやましいと思ったのは初めてだ。
まあそんなことはともかくサッカーなのですが。
率直な感想を言わせていただくと、トッキュウジャーの方が良かったかな。
一時間以上の長尺の割りに、あまりストーリーがないというか。
トッキュウの方がメッセージ性も明確だし、内容も詰まってた気がします。うぅむ。
それでどんな話かというと。
争いを嫌うラピスって人がいきなり沢芽市に現れて、世の中をサッカーで決着付ける世界にしてしまう。
最初は和やかにみんなサッカーやってるんだけど、しだいにみんな凶暴になっていく。
しかも世界を改変したことで、コウガネって人が復活。この人が人類世界を征服しようとする物語。
中盤以降のコウガネが出て来たあたりからは、コウタが闇オチしたりと面白くなってくるのですが、それまでがちょっとな。
なんかみんなわけもわからず戦い初めてわけもわからず消滅していくので、わけがわからない。
このわけのわからないノリは、スーパーヒーロー大戦再びという感じだった……。
あと中盤に、チームシャルモンと貴虎さんたちがそれぞれ軍隊を引き連れてきて、さらにバロン達も入り込んできて三つどもえの激しい戦闘シーンがあるのですが。
銃撃戦やってたり、本編では見られない戦いがみられてちょっと新鮮でした。
とはいえ、なんというか、入り乱れすぎてるんだよな。。。
誰もが勝手気ままに戦ってるだけなので、兵士はどっち陣営だっけ? スイカはどっち側だ?? バロンはなんでたたかってんだ??? って感じでわけがわからなくなってくる。
おかげでまったく誰にも感情移入ができないので、見てるうちに「なんか戦ってるな~」って感じで冷めた目でしか見られなくなってくるのです。うぅむ。
なんか文句ばかりになってますが。
サッカーやってるときのやたらさわやかなカイトさんとか、地味にサッカー楽しんでる湊さんとか、面白いところもたくさんありましたよ。うん。
あとゴーバスの金の人がモブキャラで一瞬でてたな。何しに来たんだ(笑)
というかせっかく来たんだから、あの黄金の腰を披露してビートライダーズのダンスなど所詮子供のお遊びでしかないということを思い知らせてやればよかったんだよ!(ダマレ
それにコウガネは良かったです。愛乃助さん格好良かった。
鎧武の最終回以来ずっと気になっていた正体もわかって満足。
この人の正体は、オーバーロードが人工的に作った黄金の果実らしいです。
しかし大変悪い人で、フェルシンム達の闘争心を煽って彼らを滅ぼすきっかけを作ってしまったとのこと。
序盤でみんな争っていたのも、この人が変な虫を使って闘争心を煽っていた様子。
なにげにすごい重要人物でした。思いっきり黒幕です。
本編では、フェルシンムが滅んだ理由って争いを好んだ結果滅んだみたいな漠然とした説明しかされてなかったけど、しっかり黒幕がいたんだな。
これを知ってれば、まあ鎧武のラスボスがこいつになったことも一応納得はできますな。
一番肝心なことを映画で語るってのはどうなんだろうという気がするし、デェムシュとかは別に煽られなくても争い大好きだった気がしますが、気にしてはいけない。
ともかく、この一件が知れただけでも見た価値はあった。
一方、今回のカギとなるラピス。
この人も、オーバーロードだったそうな。本名はシャムビシェ。
夢を操るオーバーロードで、世界を自由に変えてしまうことができる。
オーバーロードなのになんで普通に人間の姿なのかは謎。コウガネもだけど。
殺し合うことしか知らなかったラピスが、サッカーという人の死なないスポーツの存在を知ってそれに救いを求める。
この切実な感じは結構いい感じだった。いきなりサッカーやることについても、一応必然性があるし。
でも個人的には、もうちょっと感情を表に出して欲しかったと思う。
そういう儚げなキャラクターにしたかったんだろうけど、ただでさえ傍観者でほとんど動かないのに表情も薄いので、キャラクターがえらい地味。。。
サッカーが気に入ったんなら実際にコウタあたりとサッカーやらせて、その時だけは無邪気に笑ってる、みたいなことやってほしかったという気もする。
あと最後ライダーにもなってましたが、せっかくライダーになれたのに出番少なすぎ!!
ほとんどまともに戦わないし、なんのために出したんだという感じだった。なんかもったいないのぅ。
サッカーボール姿になって蹴られてる時間の方が長いってどうなんだ(笑)
それでラピスはすでに故人だったみたいで、最後に消滅してしまっていた。
だから最終回には出てこなかったんだな。
最後にコウタが気づいて、「そうか、お前は一人で戦ってたんだな」って呟くくだりは良かった。。
コウタも一人で戦い続けてるわけだし、ラピスも自分と似たような存在に出会うことができてそれなりに救いになったんだろうと思うと、ちょっとジンと来るものがある。
でもやっぱりコウタと実際にサッカーはやって欲しかったな。。。
そんなところだろうか。
突っ込みどころはいくらでもあるんだけど、いちいち突っ込んでもしょうがないしな。。。
あえて一つ突っ込むとしたら、最終決戦でみんな生き返ってるのにシドだけ死んだままだったのがちょっと面白かった。生き返らせてやれよ(笑)
あと色々文句言ってきましたが、個人的にこの作品の一番の不満点はユニフォーム姿の湊さんをほとんど撮さなかったところ!!!!!
シドばっかり撮しおって……。生き返らないのに。
そんなわけで、最初の三十分は微妙だけど残りの三十分はそこそこ面白いと思います。
本編のラスボスのプロフィールを知るためにも、本編見た人は見ないといけませんな。ここにほとんど書いちゃったけども。
ともかくがんばってください。以上です。
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