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2013年11月 6日 (水)

今さらですが、ドラえもんのび太の人魚大海戦

こんばんは。
今日はドラえもんの人魚大海戦をみたです。
ドラえもんのオリジナルの映画でこれだけ見ていなかったのですが、ついに見たです。うむ……。
30周年記念で作られた、気合いの入った(?)作品。武田鉄矢も帰ってきたし。
ちなみに10周年は日本誕生で、20周年は宇宙漂流記、そして30周年が人魚大海戦。どんどんつまらな(ry

それで感想なのですが。
とりあえず、武田鉄矢の歌は素晴らしかった。
相変わらずいい歌です。本当に武田鉄矢のドラえもんの歌は外れがないな。
ただ作品の雰囲気や絵柄が以前とはだいぶ変わってしまっているので、正直ちょっと合ってないな、という気もしてしまいましたが。
でも歌自体はやっぱりいい。

話というと、地球の海の底には「人魚族」なる人々が住んでいて、そこのお姫様がひょんなことから地上でのび太達と出会う。
その人魚族というのは、かつて「怪魚族」なる人たちに追われてアクア星という所から移住してきた人たち。
怪魚族は、手に入れると全世界を支配できるという剣と鎧を捜していて、鎧は手に入れたけど剣はまだなので、いろんな星を捜してる。
で、その怪魚族が今度は地球にやって来てやばいので、そいつらを人魚族と一緒にやっつけましょうと言う話。

話自体は、それほど悪くなかったような気がする。
リニューアル後のオリジナル作品の中では、マシな方なんじゃないだろうか。
秘密道具博物館の方が確実に面白いと思いますが、奇跡の島に比べれば千倍くらいよかった。緑の巨人は見たの前すぎてよく覚えていない。

まあ面白かったのかと言われると答えに困りますが……。
普通の勧善懲悪話だし、テンプレみたいなキャラばかりだし、あんまり印象に残る場面もないし、意外性は皆無だし。
あらゆる意味で普通というか普通というか、普通というか……。

原作の「深夜の町は海の底」をモデルにした話ってのは知っていたので、日常が海の底に沈んでそこで大海戦するような話かと思ってちょっと期待していたのですが。
架空水で町が海に沈むのは序盤だけで、舞台は普通に海の底だった。
残念というか、もったいないなぁ、と思った。
海に沈んだいつもの町を冒険するなんてすごく楽しそうなのに、なぜそれを生かそうとしないのか。
だいたい普通の海の底だったら、すでに海底鬼岩城でやっとるし。
確かに普段の町を舞台にするのは難しいとは思うけど、それができないのならそもそも架空水を持ってきた意味がないし、海底鬼岩城の劣化コピーになるしかないというか。。。

でもよかったところも結構あったとは思う。
とりあえず印象深かったのはドラミさん。
声がなんか棒読みなのと、話の参加の仕方が無理やりなのはともかくですが。
それなりに活躍していたし、終盤にヒラリマント持って敵に立ち向かうシーンは、あまりアクションのなかったキャラだけにちょっと燃えた。
まあ、すぐにやられてしまったけど。
それと敵キャラの顔を見て「なんて醜いの!」とか言ってたのには、爆笑してしまった。
ドラミさん、えらい毒舌。

面白かった場面は、しずかちゃんが掠われて、テキオー灯が切れかかっていて命がやばい! ってところ。
あの場面は緊迫していて少し楽しかった。
それと最後、剣の本当の力を知って汚染されて住めなくなったアクア星をこれから自分たちで再生していきましょう、という前向きな締め方はよかったと思う。少し感動した。うん。

一方、なんだかなぁ、って思った場面はというと。
とりあえず、ラスボスがしょぼい!!!
お約束のでっかい敵とかはなくて、なんかちょっと強い剣士のおっさん倒して終わり。
しかも電光丸で瞬殺だし。おかげでラストバトルがぜんぜんもりあがらーん!

それにあのラスボス、どうして架空水体感眼鏡を付けてなかったのに、架空水を体感できてたのか。
架空水だから水が操れない! みたいな展開になるのですが、体感してるのは付けてるドラえもん達だけだと思うんだけど。
あれちょっと意味分からなかった。

そもそも、敵にさっぱり怖さがない。
「人魚大海戦」というだけあって一応集団で攻めてきたりもするのですが、申し訳程度に戦うだけですぐに終わってしまう。
敵の幹部みたいなのもチンピラみたいな雑魚ばっかりだし。
戦いに緊張感がさっぱりないので、終盤行けば行くほど退屈になっていく。
少しは海底鬼岩城の鉄騎隊を見習ったらどうなんだ……。

ちょっとびっくりしたのが、この物語のキーになる剣。
どこかに行って手に入れるとかそういうこともなく、終盤、姫が祈っただけでいきなり奇跡が起こって手に入ってしまう。
こういう奇跡で解決する展開、奇跡の島にもあったけど、いくら何でもご都合主義過ぎるって。。。
一応、剣に関する預言があって「姫様ならその預言の謎を解き明かしてくれる」とか直前に博士が言ってるんですが。
別に姫はその預言知らないし、結果的に祈ったら解き明かしたことになっただけだし。なんというか、ちぐはぐ……。

ストーリーにあんまり関係ないし細かいところだけど、かなり引っかかったのがスネ夫の御者座のくだり。
姫の故郷のアクア星は星が五つあって五角形を形成してる話になり、スネ夫がそれだと「御者座」が有名だって教えてあげて、見に行くことになるのですが。
まず御者座なんてシルバー聖闘士レベルの星座がさらっと出てくるスネ夫の博識ぶりに「ん?」ってなったのですが。

まあそれはともかく、現地に行ってみると星がたくさんありすぎてスネ夫もよく分からない。
で、スネ夫が「寒いから帰ろう」とか唐突に言いだして、ドラえもんら四人にやたらと攻められる。
「おまえが場所を忘れたせいでソフィアさんがどんなに悲しかったか!」とか「もっと真面目にやれ」とか。
そして結局、そのまま見るのをあきらめて帰ってしまう。

しかし星の位置くらい調べればすぐ分かるのに、なぜあきらめてしまうのか。ドラえもんの天球儀で調べろと。
それに何でスネ夫が攻められるんだ。御者座を教えただけでも十分立派だろうと。
スネ夫が速攻で帰ろうとか言い出すのもなんだか不自然だったし。御者座の話は伏線になるわけでもなく、ここで終わりだし。
どうもこういうおかしなやりとりが最近のドラえもん映画には散見されて、毎回どこかで釈然としない気持ちになる。

もっと細かいところ言うと、終盤ドラえもんが「ただのサーフボード」を出して、ジャイアン達がサーフィンして敵と戦うのですが。
何でジャイアン達があんな巧みにサーフィンしてるんだ。彼らにそんな技術ないだろう。
ドラえもんに「ただのサーフボード!」って言わせて周りをズッコケさせたいためだけにやったって感じで、なんだかなぁと。

他にもキャラの掘り下げが少なすぎて、女王と姫との一連のやりとりもとってつけたような感じだったのもどうかと思ったし。
ハリボウの存在意義の薄さもなんだかな。マスコットキャラなのに出てくるのやけに遅いし、ろくな活躍してないし。

そして最後の終わり方もひどい。
姫が女王に即位するところでドラえもん達は帰って行くのですが、別れのあいさつ一つなく勝手に帰ってしまう。
ゲストキャラとの友情がメインの物語なはずなのに、別れを描かないとかちょっとどうかしてる。
「また会えるかなぁ」とかのび太言ってたけど、そんな心配する前にあいさつしろよ(笑)
こんな尻切れな話作って、スタッフは気持ち悪くないのだろうか。

そういえば今回のび太がほとんど活躍してなかった気がする。
どっかで活躍してたかな……。なにも思い出せない。ジャイアンもスネ夫も静香ちゃんもだけど。
あと今回ドラえもんの道具封じがなかった。というか封じる必要がないほど影が薄かった。

それとドラえもん映画の感想書くたびに言ってますが、妙な顔芸とか不自然なテンションとかは、何度見ても慣れないな。
ほんと声は五分で慣れるけど、あの独特のセンスは最後まで無理。
たぶん映画館で笑いは起きてるんだろうけど。即物的なノリだけでやってる感じがどうも。。。

他にも言いたいことはたくさんあるけど、正直一つ一つ突っ込み入れていくときりがないのでこのへんで。。。
繰り返すけど「奇跡の島」よりはよかったので、普通の勧善懲悪話として楽しめる……のかどうかは微妙というかググってみてもいい評判まったくといっていいほど見ない。

ともかくそんな感じで、相変わらずだな、というのが素直な感想です。
「原作を越えた!」といわれるようなドラえもん映画が作られる日はいつか来るのだろうか。
でも武田鉄矢の主題歌はよかったです。うん。本当によかった。
あれが聞けたからいいです。うん。いいです。

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