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2013年6月12日 (水)

トゥモロー・ワールドではないトゥモロー・ワールド

こんばんは。
今日、外を歩いていたら、頭に謎の物体が落ちてきた。
なんかプルーンみたいな、青っぽい果実のようなもの。
しかし鳥のフンでもなく、周辺は見通しのいい道路で上から物が落ちてくるような場所でもない。
人が投げたわけでもないし……一体どこからどうやって落ちてきたのか、さっぱり分からない。
アレは一体何だったんだ。
まったく謎なままなのですが、とりあえず家に帰って髪を水で洗いました。

と言うわけで日記ですが。
今日もいつものごとく、映画を見ました。
今日は「ザ・トゥモロー・ワールド」という映画です。
2006年に公開された「トゥモロー・ワールド」ではないです。最近レンタルがはじまった低予算映画です。
原題は、Falls the Shadow。

コレ↓

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というか、同名(微妙に違うけど)の映画があると知らなくて、ググってみたらやたらと高評価だったので、一瞬「え?」とかなってしまった。
すごく紛らわしいッス。
原題をそのままに「フォールズ・ザ・シャドウ」でよかったと思うんだけどな。

しかしパロディってわけでもないのに、どういう意図でこういう似たような邦題付けるんだろうか。
過去のを知らなかったとか気付かなかったなんてことも無いと思うし。
間違えて見るんじゃないかとか意味の分からないこと考えて付けたりしてるんだろうか……。

まあそんなことはともかく、どんな話かというと。

例によって、時は近未来。
例によって、戦争だかなんだかで人類の大半が死滅した世界。
例によって、謎のウィルスも蔓延し、それに感染した人はゾンビみたいになってしまってる。
例によって、生き残った数少ない善良な人々は、ウィルスや無法者から身を隠して細々と暮らしている、みたいな話。

どこのテンプレだって感じですが……(笑)
かなり低予算な感じで、前に見たTHE DAYと同じ世界の話なんじゃないかと思えるほどに似たような雰囲気の映画だった。
人肉食う人たちが出てきたり、全体的に画面がセピア調なのも似てたし、世界観の説明がほとんどないのもそっくりだった。
もちろんパクッたわけではないとは思いますが……。
パクられるくらいにTHE DAYが人気作品ならむしろ私はよろこぶ。

そんなトゥモローワールド。
結論から言えば、いまいち!!!!!
人類が滅んだ近未来と言うだけで、例によって150点くらいあげたい気持ちなのですが。しかしコレはなぁ。。。
黒人の人が火あぶりにされる壮絶なプロローグから、カントリー・ミュージック調の音楽に乗せて滅びた世界が描かれていくOPはなかなか素晴らしく、期待したのですが。。。OPが一番の見せ場だった。

世紀末的な雰囲気は悪くなかったと思うのです。
でも、話がな。。。
間延びしすぎというか。なんか見ているうちにちょっと退屈になってしまった……。

とりあえず、敵がしょぼ過ぎ。
上記したようにプロローグ部分はよかったんですよ。
徹底した白人至上主義の集団が敵で、その連中が命乞いする黒人を容赦なく火あぶりにする導入は、こえぇぇ! って感じで結構盛り上がったのですが。
それ以降はタダの雑魚集団に成り下がるというか。
主人公達にいいようにやられてばっかりだし。
ラスボス戦もショボイの一言というか「戦」ですらなかった……敵が一方的に殺されただけ。

それに主人公達の見せ方も微妙。。。
物語を牽引する主人公達は、以下の三つの組に分かれてるんです。

一組目は、敵の集団に妻を殺され娘を掠われ、義父と共に娘を助けるために旅する男の組。
二組目は、カウボーイ風の格好した流れ者で、途中でヒロイン拾って一緒に旅する組。
三組目は、ウィルスに感染した息子と二人で旅をする、無力な黒人母子の組。

この三つの組が最終的には一つに集まって、敵の集団をやっつけるという熱い作りになってはいるのですが……。

一組はよかったと思うんです。
復讐と娘の奪還という目的がしっかりあるので、見ていて楽しかった。
けど問題は、二組と三組。
一組と協力して敵を倒すという目的ができるのはかなりの終盤になってからで、それまではただ漠然と旅してるだけなんですよね。
グリーンデスティ二ーの時も思ったけど、目的が明示されずにぼんやり行動されるのは、見ていて辛い……!

特に二組のカウボーイ風の人はかっこよかったので最初は期待したんですが、この人が一番内容がなかったな。
途中で出会ったヒロインといちゃついてるだけというか、ほんとに目的もなく旅してるだけって感じで……。
もしかしたら僕が目的語ったりしてるのを見逃しただけかも知れませんが……まあどっちにしてもストーリーには影響なかったし。
ハッキリ言ってこの人達のパートをごっそり無くしても、問題ないと思う。ヒロインの裸は見られなくなるけど。

そして、三組目の母子。
息子がウィルスに感染して殺さなければいけない。でも殺せない……みたいな切ない感じで、その辺の葛藤は面白かった。
なぜか息子のウィルスがいつまでも発症しない謎めいたところも、興味がそそられてよかったのですが。
でもやっぱり目的もなく旅してるだけだし、泣いてばかりなので、いまいちちょっと。。。
それにまったく無力にもかかわらず結構無防備なので、オイオイもっと用心しろよ、と見ていてイラッと……(笑)

それと、実はこの息子はウィルスに感染しても発症しない免疫の持ち主という、かなり重要な設定の持ち主だったりするのですが。
その設定も、なんかほとんど生かされてなかったな。
誰もそんなこと知らないまま話は進んでいって、終盤に敵の組織に捕まえられてからやっと、発症しないの? じゃあ調べようかって感じで……。ほとんど蛇足。
敵の組織から免疫を狙われて逃げてるとかにすれば、ベタだけどもっとスリリングな話になったと思うんだけどなぁ。。。

ともかくこの三つの組が力を合わせて、FALLOUT3のパラダイスフォールズみたいなところに乗り込んで、敵の組織をやっつけるのですが。
その組織の弱いこと弱いこと。。。

敵の数少ないし。ラスボスは無力だし。
ガスマスクみたいなのかぶった、マッドマックス2のモヒカン的な中ボスも出てくるのですが、やっぱり弱いし。
アクションもどうにもいまいちだし。カメラも変に揺れて見づらいし。音楽も地味だし。
なんかほんとに決戦が盛り上がらなくて。。。
主人公達も一人を除いてほとんど無傷って、楽勝過ぎだって!

ともかくそんなわけで、いまいちといわざるを得ない。
ザ・デイの方がやっぱり面白かったです。
こっちは吹き替えも入ってるし、THE DAYより地味に豪華ですけどね。

まあでも雰囲気はいいので、やっぱりポストアポカリス物が好きな人は見ないとだめなのです。
OPは素晴らしいし! OPは!

ところで、この手の低予算ポストアポカリプス物をいろいろ見てるうちに、低予算と人類の滅んだ世界ってのは相性がいいんじゃないかという気がしてきた。
人間は少ないからあんまり人員を用意する必要ないし。
物が少ない世界だから、あんまりごてごてしたセットや物品も不要だし。
森の中とか野原とか、ゴミが散らかってるような小汚い場所で、奇抜な格好の人が斧とか振り回せば、それなりに雰囲気も出る。
あとはセピア調のエフェクトとかで上手く見せれば、あんまりお金掛けずにそれっぽいのが作れるんじゃないか。
だからゾンビ物とかって自主映画でよく作られるのかな?

それと、これ書きながらなんとなくマッドマックスのWikipedia眺めていたのですが。
来年、マッドマックスの新作の「マッドマックス/フューリーロード」なんてものが公開されるなんて情報が……!
「2011年11月10日に、撮影地のブロークンヒルの荒野が天候の大雨による影響で緑化しお花畑になってしまい撮影出来なくなった為――」って一文がちょっと面白い。
お花畑って!!!!
ともかく楽しみにもほどがある。うぁぁぁぁぁぁぁ。

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